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              鹿児島県隊友会

年度所信等 

                     鹿児島県隊友会会長  宮口修一

(令和2年8月)
 今年も各地で戦没者慰霊祭が行われ、戦争の悲惨さを語り継ぎ戦争反対と平和を守る決意が表明されますが、英霊が身を賭して守りつないだ我が国土・国民・文化を「この世界情勢下如何にして守るか」も一緒に考えて欲しいものです。馬毛島問題でも反対する主婦がテレビのインタビューに基地のない平和な島にしたいから反対と言っていましたが、では如何にして平和を守るのかが質問する側も答える側も欠落あるいは思考停止しているのではないでしょうか。心静かに御霊への感謝と御霊の安らかならんこと祈るとともに(必要な安全保障体制を整え)平和を守り抜く決意をする日にしたいものです。
 新型コロナウィルス感染の沈静化が見えません。我々隊友会会員はほとんどが60歳以上であり発症すると重症化するリスクが高いとされています。また、長かった梅雨も明け夏本番となり熱中症のリスクも高まります。皆様、御自愛下さい!

(令和2年7月)
 6月25日、令和2年度全国隊友会定時総会が新型コロナウィルスの影響により役員及び埼玉・千葉・東京・神奈川の隊友会長により縮小開催されました。その総会資料を受領しましたが、令和2年度事業の防衛大臣への政策提言に「平時及び有事における元自衛官の活用」の項目があり「意志のある者を平時から登録し、有事には自衛隊のニーズに応じて後方から支える体制を国として制度化」とあります。隊友会の現在の活動は平時における活動です。国土防衛戦の有事には我々隊友会の力も必ずや必要とされるでしょう。新型コロナウィルスへの初期対応において平時の医療や保健所の体制では限界があったように有事においては機能強化・補填や拡大が必要となります。
 今後の防衛省での検討に期待するとともに議論に参加していきたいと思います。大雨による甚大な被害が出ています。会員の皆様も十分気を付けて先行的に行動して下さい。災害派遣で我が自衛隊が出動しています。近くで見かけたら激励をお願いします。

(令和2年6月)
 5月24日、平成2年度の鹿児島県隊友会定期総会を縮小開催しました。先行き不透明ですが、事業の実施を追及するも状況に柔軟に対応していきたいと思います。
 さて、6月4日、12普連1中隊が警備隊区での徒歩行進訓練(垂水〜東大隅、約35q、武装)を実施し、私は1中隊OB会長として仲間4人と激励に行きました。隊友会の垂水・鹿屋支部、家族会の激励・差入れ、沿道の幼稚園児からの激励もあり降雨の中、元気にゴールの南大隅町役場に向け引続き行進していきました。
 新型コロナウィルスの話題で暗い毎日の中、充実した時を過ごしました。今後も警備隊区でも訓練して頂き国民の自衛隊を身近に感じてもらえたらと思います。各支部地域で自衛隊の訓練、入港等の際は激励を宜しくお願いします。
 梅雨・台風の時期となりました。新型コロナウィルスの状況下で発災した場合、共助・公助が制限を受け公民館・体育館等への避難所も3密を避け通常の運営は困難となります。自らの判断で早目に安全な親戚・知人宅等へ避難する等自助が非常に重要になります。会員の皆様は危険見積もりをしっかり行い準備に抜かりのないようにして下さい。

(令和2年5月)
 緊急事態宣言が延長され、鹿児島は休業要請の一部が緩和されたものの、日常の生活が恋しい毎日ですが、会員の皆様は元気でお過ごしですか。
 さて、医療の世界も平時においてはコストや効率を重視し、感染症対策も、保健所の規模・態勢、医療資機材の数・備蓄・自給能力、病床数等は散発的な小規模事態に対応できる態勢であったのでしょう。これら現実の態勢と日本の高い医療技術を考慮し、日本が選択したのがクラスターを重点的に調査し潰し、PCR検査数をむやみに増やすことなく医療崩壊を招かないようにしたのだと思います。ただ、今後はパンデミックのような事態には平時の態勢をコアとして大学、民間、退職した元医療従事者の活用等により迅速に拡充する計画や訓練とそのための法整備も必要でしょう。
 翻って自衛隊も有事には今の態勢から急速に有事の態勢(行政や民間も含め)に移行し予備自衛官制度はその一つで、未だ不十分な有事法制等は急ぎ整備する必要があります。隊友会も今は平時の活動ですが、有事には家族支援施策の他新たな役割が出てきそうです。新型コロナウィルスにしっかり対応しつつ防衛出動事態移行時の自衛隊や隊友会の活動に思いを巡らしてみて下さい。
 会員の皆様も健康に十分留意されお過ごし下さい。

(令和2年4月)
ダイヤモンド・プリンセス号が横浜に入港したのは2月6日でした。日本の対応について国内外から批判的な報道が多数ありました。当時、新型コロナウィルスについては解らないことが多く、最悪を考えると下船させなかったことも理解できます。当時他人事であったことが約2か月が過ぎ世界に蔓延し危機的状況になるとは誰も予想しなかったと思います。中国やダイヤモンド・プリンセス号への対応を対岸の火事としていたのでしょう。少なくとも日本はダイヤモンド・プリンセス号対応で直接学んだことを今に生かしていると思いますが、国民への説明不足や国民の危機意識には問題があったと思います。緊急事態宣言が発令されましたが、諸外国に比し国民の権利を縛らない法律ならば、国民にしっかり説明し危機意識を持たせ自覚ある行動を促す必要があります。しかしながら、有事は(議論や説明する)時間のいとまがないことの方が多く、最悪の事態に対応する態勢に速やかに移行できる法律(強制力を含む。)、組織、装備、物資の備蓄等平時に整備しておく必要があります。そして、リーダーの存在です。間もなく鹿児島市議会議員選挙がスタートします。
 私達の思いを政治の場に届ける仲間を応援しましょう。会員の皆様も十分気を付けてお過ごし下さい。

(令和2年3月)
 テレビでは連日、新型コロナウィルス感染の話題で持ち切りですが、結果論や糾弾だけでなく、もう少し建設的な議論や内容を報道できないものかと辟易してしまいます。3月に参加予定の行事の大部分が中止になり年度末を静かに過ごせそうですが、なんとしてでも参加しようと準備していた奄美駐屯地・瀬戸内分屯地の第1回目の創立記念行事も、残念なことになりました。奄美駐屯地・瀬戸内分屯地の部隊は何もかも初めてで訓練・行事等はほとんど0スタートで苦労しながら計画実施の1年だったと思います。ご労苦に感謝と敬意を表するとともに着実に伝統を築かれていくことを会員の皆様と祈念したいと思います。自衛隊は当面(3月は)、行事等は部内のみでの実施とのことです。自衛隊へ新型コロナウィルスが侵入しないことを祈るとともに会員の皆様も十分気を付けてお過ごし下さい。

(令和2年2月)
 先日、ラジオから「今年も残り11ヶ月となりました。」と冗談半分で言ってましたが、「光陰矢の如し」でもう少し時間を有効に使わないといけないなあと反省しきりです。
 さて、1月8日、海自輸送艦「くにさき」が鹿児島北埠頭本港区北埠頭に桜島火山爆発防災訓練参加のため入港し歓迎行事に参加しました。式には海自艦長他幹部の中に新編された第2水陸機動連隊長の姿があり、艦内には陸自隊員、多数の陸上車両、水陸両用装甲車等が乗船・積載されており、35年程前、沖縄の海兵隊研修時に米海軍艦艇の中を海兵隊員が忙しく動き回っていた姿を思い出し隔世の感がしました。今回は防災訓練ですが、今後、海空の火力・輸送支援下の統合作戦による離島奪回等の訓練が本格化し離島防衛等の抑止力を高めることになるでしょう。
 2月2日海自護衛艦「たかなみ」が中東へ向け出発しましたが、(日本の石油依存の状況等現実を直視せず政争の具としている)反対組織が周辺で憲法違反・派遣中止などとプラカードを掲げていましたが、だからこそ(命令により派遣される自衛隊に言うのではなく)国会でしっかり憲法論議をして欲しいものです。任務を完遂して無事に帰国することを祈ります。

(令和2年1月)
 皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も皆様と一緒に「国民と自衛隊とのかけ橋」として活動していきたいと思います。宜しくお願いしまします。
 新年早々、米によるイラン司令官の爆殺というニュースが飛び込んできましたが、海上自衛隊の護衛艦派遣が決定された直後であり、日本の外交、経済、防衛等にも影響する国際情勢であり国会でどのような議論がなされていくでしょうか。このようなコアな我が国の中東政策や憲法改正等をしっかり議論して欲しいものです。憲法改正といえば昨年12月21日姶良市公民館で「憲法改正は是か?非か?」を考えるシンポジュームが開催され会員でありまた鹿児島県郷友会会長でもあられる市来氏がパネラーとして自衛隊での経験も踏まえ改正の必要性を述べられました。反対派のパネラーが集まらず、反対派に反論のしようがなかったのが残念でありました。この会の実行委員は鹿児島・姶良市の議員の有志であり今後も議論を巻き起こしてほしいものです。私達もサイレントマジョリティにならず行動する必要があります。議員といえば私たちの仲間が春の鹿児島市議会選挙に初出馬し思いを行動にします。「かけ橋」となるには政治力も必要です。本年は皆様とともに思いを目に見える活動にしたいと思います。

(令和元年12月)
  11月15日川内駐屯地の観月会に参加しました。多数の地元協力者及び隊友会等OBが参加し盛況でした。昭和60年に駐屯地が開設されて以来、歴代駐屯地司令を核心に隊員が訓練に励み信頼を得ながら地元との共生に意を用いてきた結果と認識しました。11月24日国分駐屯地、11月30日鹿屋基地と創立・開隊記念日行事に参列しました。国分駐屯地では雷雨を物ともせず、観閲式・観閲行進・模擬戦が営庭で予定通り実施され、雨男の犯人捜しをしながらも全天候型の隊員諸官を頼もしく思いました。一転、鹿屋基地は快晴に恵まれ会場の格納庫からも遠く開聞岳を望め、今日の平和日本の礎となられた先人がここから飛び立たれる時、同じ景色だったのだろうと感謝と感傷的な思いをしつつ、東シナ海での海の守りや遠くジブチでの海賊対処等に鹿屋からも今後も派遣されるであろう隊員が安全に任務を完遂されることを祈りました。12月4日国分支部等の会員30名と共に新設の奄美駐屯地、瀬戸内分屯地を研修・激励し、また元気な奄美・瀬戸内の会員と楽しく交流しました。島嶼防衛の空白を埋める警備隊誘致ため奄美の会員も奮闘され、我が島の自衛隊が出来たことを非常に喜んでいました。部隊は新編配置直後の一番大変な時期であり、ニーズを把握ししっかり応援することをお願いしました。これを機に会勢の拡大をして欲しいものです。
  今月は一言で終わりませんでしたが、各駐屯地は伝統を継承・構築しながら新たな防衛計画の体制に着々と進んでいます。私達も自衛隊の変化や後輩たちに負けないよう、柔軟に思いを行動にしていきましょう。
  皆様、本年は大変お世話になりました。良き年をお迎えください。

(令和元年11月)
 9・10月の台風や豪雨による甚大な被害は台風慣れしている私たちからみても驚きを隠せません。私も改めて姶良市のハザードマップを広げてみました。会員の皆様もご家族と一緒に市町村が配布しているハザードマップにより自宅・実家・職場・学校(幼稚園)等はどの様な地域になっているのか、避難所はどこか、経路・手段はどうするか(家にいる場合、職場にいる場合、学校(幼稚園)にいる場合等)、最終的な家族の集合場所はどこにするか等を家族も含めて確認徹底し、災害が予期される場合は情報収集を適切に行い先行主導的に行動するようにしましょう。有事には自助を速やかに行い家族を守り、早期に共助(自治会活動)・公助(防災ボランティア活動)に立ち上がる態勢を整えましょう。年々想定を超えるような災害が身近で頻繁に発生するようになっていますが、私たちは自分に降りかかることはないだろうと他人事と思っているようです。現役時代を思い出し危険見積もりを行い、ハザードマップを十分活用し、物心両面の危機管理をしっかりして備えましょう。

(令和元年10月)
 9月29日、陸上自衛隊西部方面隊創隊64周年記念行事に参列しました。(心配された雨は観閲行進終了直後まで我慢してくれました。)観閲式では歴代総監に続き各県隊友会長の紹介があり、公道で行われる名物の観閲行進では先頭を進む各県県旗の直後を熊本県隊友会が3両のジープに分乗して行進しました。総監の隊友会への期待と配慮を強く感じ、「国民と自衛隊との懸け橋」としての役割をしっかり果たそうと再認識しました。 10月5日、姶良市で恒例の錦江湾クリーンアップ作戦秋の部(毎年春秋、市役所の計画)が実施され、私も姶良支部の仲間と共に地元の重富中学校の生徒等と一緒に重富港なぎさ公園の海岸清掃に参加しました。(年々海岸は綺麗になっていますが問題となっている廃プラや発泡スチロールが多くみられました。)身近な地元の活動を支部活動(すでに同様の活動を実施されている支部もあると思いますが)に取込んで軽易に活動してはいかがでしょうか。

(令和元年9月)
 9月7日、隊友会の大事な事業である鹿児島県自衛隊殉職隊員慰霊祭を鹿児島県護国神社で主催しました。ご遺族、部隊長、関係団体の長及び鹿児島市の隊友会員と共に御霊の安らかならんこととご遺族へのご加護を祈念しました。そして、現役の自衛官だけでなく他の参列者も御霊の志を受け継ぎ国民の平和な暮らしを現在のそれぞれの立場で守りぬく決意を新たにしたものと思います。会員の皆様も近傍駐屯地・基地の殉職隊員慰霊祭や市町村の戦没者慰霊祭に参加されると思いますが、よろしくお願いします。日にちは前後しますが9月6日、海上自衛隊練習艦「しまゆき」、掃海艇「あいしま」の入港歓迎行事に参加しました。練習艦の甲板上の武装を説明してくれたのは女性で艦長も女性でした。女性の活躍する職場としてすっかり定着しているようです。少子高齢化の中(隊友会は高齢化)、私たち隊友会も固定概念に捕らわれず持ち前の行動力に柔軟な発想を取り入れながら活動しましょう。