鹿児島県隊友会

年度所信等 

                     鹿児島県隊友会会長  村山文彦
(平成30年4月)
 新年度も明けました、イラク日報問題が国会やマスコミで取り上げられ、陸上総隊や水陸機動団が創隊されるというニュースも流れています。
 こういう状況のなか、国分駐屯地では、自衛官候補生と一般陸曹候補生の合計約300名を越す新隊員の入隊式が4月7日と8日に行われ、大勢のご父兄も来隊され駐屯地も活気づきました。
 やる気あふれ、心身ともに健全な若人が、あまたある進路の中から自衛官を選択されたこと、またご父兄がご子息の背中を押して戴いたことに、心から敬意を表します。入隊された全隊員が、3か月の新隊員前期教育を無事終了することを祈念します。

(平成30年3月)
 3月10日に霧島市民会館で「市民と自衛隊のつどい」が開催されました。オープニングは第12普通科連隊の音楽部と国分中央高校音楽部の合同演奏で、会場一杯の観客を魅了していました。
第55回目を迎えるということで、地元に定着した行事の感があります。
 音楽部は、部長以下僅か14名の編成で、普段は重迫撃砲中隊に所属し、訓練・演習・駐屯地勤務に従事しつつ、部内外で年間約80日のも演奏をこなしているようです。県内の各特攻基地の慰霊祭など、音楽隊は引っ張りだこで、休日の子供さんの学校行事なども出れない状況だとお聞きします。それほどの存在感があり、頼りにされています。
 師団音楽隊など正式な音楽隊と違い、メンバーの確保や予算的にも厳しい制約があるなか、少数精鋭で音楽を通じ「県民と自衛隊の架け橋」として奮闘されていることに拍手を送りましょう。 

(平成30年2月)

 2月4日に鹿屋基地で、派遣海賊対処行動航空隊29次要員の帰国行事が開催されました。当日P-3C2機で帰国した隊員、ならびに一足先に民航機で帰国した隊員の合計63名が整列し、基地ならびに派遣隊員家族や防衛協力諸団体などの来賓が参加し、灼熱の気象条件の中、約3ヶ月半に亘る厳しい国際貢献任務を完遂し無事帰国した隊員を皆で歓迎しました。折しも、1月下旬には鹿屋第1航空群のP―3Cが「北朝鮮の海上密輸防止」という新たな任務で貴重な情報を入手・報告するなど、南西諸島防衛の第一戦の任務を遂行しつつの多面にわたる活躍に、心から敬意を表します。

 (平成30年1月)
 会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。会長の年頭所信は隊友「さつま」1月号に記載しました。
今年は犬年です、私たちの祖先・薩摩隼人は、遠く都にあって、その武勇と竹細工で有名を馳せましたが、犬の鳴き声で邪悪や不浄悪霊を祓う「呪力」でもその名を高まらせていたようです。私たちも「自衛隊の本来の姿や、憲法9条改正の必要性」の吠声(はいせい)を大きく出す年にしたいものです。
 本ホームページも更に充実させ、内外に情報発信して参ります。各支部の積極的な記事投稿を期待しています。

(平成29年12月)
 11月26日、陸上自衛隊国分駐屯地創設62周年、12月2日海上自衛隊鹿屋基地開隊64周年記念日が開催され、隊友会・海自OB会員など協力諸団体はじめ多くの市民・支援者などで賑わいました。陸自・海自のそれぞれのカラーの出ていた式典(模擬戦)・懇親会でした。
 鹿児島市内の旧陸軍の第45歩兵連隊は伊敷に駐屯し、歴史を刻みましたが49年だったことを思うと自衛隊の歴史の長さをあらためて実感します。
 批判にさらされ苦難の時代もありました。今秋のアンケート結果で「国内の政府機関等で一番信頼できる組織」という評価を受けましたが、多くの心ある市民や、自然発生的に作られた防衛協力諸団体の応援があっての今日の自衛隊だと思います。
 今後とも、その中核たる隊友会という誇りと自負心を持って、自衛隊諸行事を密接に支援し、憲法改正や隊員処遇の改善という大きな課題に挑戦して参りましょう!

 (平成29年11月)
 丁度、この頃来春入隊の新隊員の募集活動の大詰めの時期ですが、11月2日鹿児島市の天文館一体で開かれた、おはら祭の夜祭りに、自衛隊鹿児島地方協力本部の隊員に家族会・隊友会員も加わり「自衛隊ここにあり」の意気込みで皆で元気よく出演しました。
 先月の隊友新聞に「敷島本部長からの募集協力依頼」(折り込み文書)をいれましたが、募集対象人口の減少や雇用情勢の好転などで、自衛官募集も大変厳しい状況が続いています。隊友会員の多くは、街頭募集や縁故募集の時代を経験しています。担当地域を駆け巡っている広報官に「茶いっぺ」の激励と、「耳寄りな」募集関連情報の提供など積極的に協力しましょう!

(平成29年10月)
 9月30〜10月1日、西部方面隊追悼式ならびに記念式典に参加しました。今年度末に第8師団が機動師団に改編、水陸機動団が新編される予定となっており、大きな変革の節目を迎えています。
 恒例の、総監部前の一般道を観閲行進には、多くの市民が駆けつけ、「中国や北朝鮮への軍事的脅威に備えるため、地道に訓練を重ねる」自衛隊への期待感の高まりを感じました。
 また10月5日に、川内駐屯地で観月会が開催され、防衛協会長(市議長)・市長はじめ隊友会員を含め多くの協力者と隊員が一緒に歓談し、自衛隊が地元にしっかりと溶け込んでいる姿に、心強く感じました。国民・県民の熱い支援・応援があってこその国防だと思います。
 今後とも、私ども隊友会は「自衛隊と国民との架け橋」のスローガンを高く掲げ積極的に活動して参りましょう。

(平成29年9月)
 毎月第3土曜日になると、事務局長・次長の他、鹿児島地区協議会から10名ほどの会員が県事務所に集まり、本部から直送される隊友新聞約2,000部の新聞仕分け作業が実施されています。
 各支部毎への仕分け作業と個人(約300名:未結成支部など)会員への直送作業が、約3時間ほどかけて行われますが、全くのボランティアで、常連の方々には本当に頭が下がります。受領した各支部においても、各地域や班への仕分け作業や手配り配布のため汗を流されている会員がおられますが、皆さんに支えられての隊友会だと思います。
毎月発行される隊友新聞ですが、自宅に届けてくれる会員に感謝し、新聞を通じ最新の自衛隊ならびに隊友会本部のニュースや、全国各地の隊友会や予備自衛官の活動などを知り、刺激を受け、自衛官であった誇りと自覚の堅持につながればと思っています。

(平成29年8月)
 会員の皆様、残暑お見舞い申し上げます。
 7月下旬、暑いなか鹿児島市の本港北埠頭で自衛隊港祭りが盛況裡に開催され、また翌日には久しぶりの体験航海(護衛艦ありあけ)もあり、多くの乗艦者で賑わい、今年の海上自衛官の募集は順調との声もお聞きしました。
 防衛省では、南スーダンPKOの日報問題で稲田大臣などトップ3が辞任されるなどの不祥事案が連日ニュースになっていますが、県内トップの海自・第1航空群司令の「現場の士気は高い」との心強い言葉に安心しています。県内自衛隊は今日も酷暑と戦いつつ、普段と変わらずの防衛任務の遂行と厳しい訓練に汗を流しています。しっかり応援して参りましょう

(平成29年7月)
 6月2日に試験艦「あすか」、7月7日に掃海艇「とよしま」「うくしま」の2隻が鹿児島市の本港北埠頭に入港し、「錦江湾に入港を歓迎する市民の会」が主催し、私ども防衛協力諸団体が入港歓迎会や懇親会を開催しました。 鹿児島県内には、8個の陸・海・空自衛隊部隊があります。しかしながら県庁所在地の鹿児島市には部隊がなく、制服姿の自衛官や自衛隊車両を見かける機会が余りありませんし、鹿屋・霧島(国分)・川内市のような、普段からの市民との触れ合いもなく自衛隊は身近な存在ではありません。かっては、市内(伊敷)に陸軍・第45連隊が駐屯し、大正噴火の際には災害救助や治安維持などで活躍したという記録も残っていますし、数年前までは、陸軍関係者が中隊単位で近くの「鹿児島戦没者墓地」の清掃・献花活動もなされていたようです。
 このような中、海上自衛隊の艦船が、鹿児島市内に入港することは、「防衛意識の高揚」に大きく寄与していると思います。また7月下旬には、自衛隊港祭りのため「せとゆき」が来港予定です。大歓迎!


 県の総会が終わり、県内各地で各支部の総会が開催されています。
 5月28日には、霧島市内のホテルで県内支部で最大(400人超)の国分支部と4番目に大きい隼人支部の総会が開催され、私も合同懇親会に参加しました。前田市長さんや特別会員、現役自衛官など県の総会より参加者も多く盛大な懇親会でした。
 国分支部では新しく川井田支部長が就任されましたが、今後のご活躍と支部のご発展を祈念します。下番された宮ノ原支部長の4年間のご功績に敬意を表しますとともに、引き続き県副会長(兼事務局長)としてよろしくお願いします。
 5月中旬から6月上旬にかけて中種子支部やさつま支部の懇親会にも参加しましたが、定年退官者にまじり任期制隊員であった方などが、自衛隊に在職した期間の長短にかかわらず、今でも自衛官であったことを誇りとし、地域や一般社会で活躍されておられます。県内各地の素晴らしい隊友と巡り合え酒を酌み交わす至福の時間を持てたことに感謝します。

(平成29年5月)
 5月15日、海自・鹿屋基地で「派遣海賊対処行動派遣隊第26次要員」の帰国行事が開催されました。
 2月9日からの約3か月に亘り、灼熱のアフリカ・ソマリア沖アデン湾での厳しい活動を無事終了し、航空隊司令・三澤2海佐以下60人全員が元気に帰国したことに敬意を表します。
 また、川内駐屯地から派遣されている陸上部隊要員2名の引き続きの活躍と無事帰国を心より祈念します。