鹿児島県隊友会

 支部等の活動状況

                瀬戸内支部グラウンド・ゴルフ大会開催
 瀬戸内支部は12月7日(日)支部主催により瀬戸内町防衛関係団体と会員同士の交流を目的としてグラウンドゴルフ大会及び懇親会を開催致しました。今年は弾薬庫工事を行っている建設会社「五洋建設」も参加して頂き、楽しく・和気あいあいとした中、盛会の内に終了しました。これからも関係団体との交流を図り、町の活性化・町民の防衛意識向上の一翼を担い、自衛隊への支援と協力及び町民と自衛隊との架け橋として活動して参ります。
 参加団体
  GG大会へは隊友会瀬戸内支部(11名)、陸自瀬戸内分屯地隊員(12名)、海自奄美基地分遣隊(9名)、家族会(5名)、防衛協会青年部(3名)、防衛議員連盟(6名)、協力本部奄美事務所(2名)、五洋建設(3名)、合計50名、懇親会には36名が参加
                                         瀬戸内支部長 碩  悟 記



                 いちき串木野市総合防災訓練に参加して  
 11月30日(日)にいちき串木野市総合防災訓練に支部5名で参加してきました。朝は放射冷却により冷え込んでいましたが晴天に恵まれての訓練となりました。今回の防災訓練は前半が生福地区の避難訓練、後半が総合防災訓練と防災フェアの2カ所での交通誘導を行いました。朝8時過ぎに生福小学校に集合して資材等を受け取った後に小学校周辺の各人の受け持ち場所に就きました。
 今回の想定は大雨で崖崩れ等の被害が出る可能性があるということで、住民に避難指示が出て、小学校に避難するというものでした。9時過ぎに三井串木野グランドに移動し、訓練参加車両の誘導を行いました。
同日に体育館で卓球大会が行われており、その車両は体育館周辺に駐車するように求められていて防災訓練車両との区別に少し困ることもありましたが市職員による対応で問題となることはありませんでした。会場では市民参加型の防災訓練(消火・給水・搬送・土のう作成・炊き出し等)が行われ、併せて防災フェアとして警察・消防車両の展示、はしご車搭乗体験やロープ渡り体験、ドクターヘリの飛来等が行われていました。訓練の最後に会場班長ヘリコプターによる孤立者救出訓練と消防署による土砂埋没救出訓練、消防団等による水防訓練が行われ無事に訓練を終了することができました。隊友会いちき串木野支部としては各人が積極的に整斉と行動し、円滑な訓練実施に寄与することができたものと推察します。来年以降も総合防災訓練への参加を続けて市民に隊友会の存在を浸透させていきたいと思っています。
                                   いちき串木野副支部長 川西義浩 記

     
 
             令和7年度桜島火山爆発総合防災訓練に参加
 鹿児島地区協議会(鹿児島市隊友会)は、11月15日(土)桜島で実施された桜島火山爆発総合防災訓練の住民避難訓練を支援した。雲一つない秋晴れの中、桜島支所(現地対策本部)における状況付与や高遊原駐屯地からCH−47が桜島広場に離着陸するため、ヘリポートの安全確保に計5名の会員が参加し訓練の円滑な運営に寄与した。本訓練には鹿児島大学学生等のボランティアも多数参加しており、一緒に活動して交流を深めることができた。また、炊事支援に参加した第12普通科連隊の装備品を見学し隊員を激励するとともにカレーを試食し美味しくいただいた。
                              隊友会鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記
  
    一番左が鹿児島市勝吉危機管理専門官(隊友)、2番目が松田隊友、3番目が鬼塚隊友  

                水際地雷敷設車を警戒中の隊員を激励  
 隊友会鹿児島地区協議会会長の石崎耕太郎氏と事務局長の後藤は、11月14日朝、県隊友会松田副会長から新聞に小郡駐屯地の水際地雷敷設車が故障の為、鹿児島市甲突川のほとりに待機し、隊員2名が警戒しているとの新聞情報がありました。早速会長に報告し、隊員を激励するため、会長と2名で現地に急行した。トラックから下車してきたのは、川辺1曹で3日交代で勤務しており、地雷敷設車の説明を受けその大きさに圧倒された。何か不便なことがあったら、連絡するよう案内し、持ってきたみかんなどの差入れをして、現地を後にした。
                               隊友会鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記

                向かって左が石崎地区協議か会長、右が筆者

                    鹿児島市わくわくバザーに参加
隊友会鹿児島地区協議会は11月9日(日)、鹿児島市かんまちあ広場で開催されたわくわく福祉交流フェスティバルのバザーの部に佐野副会長、久保さん、鬼塚中央支部長、鶴田さん、事務局長の後藤5名で参加した。このバザー(14店出店)は鹿児島市のボランティア活動の振興を図るとともに市民のボランティア活動の理解を深める目的で実施された。小雨交じりの雨の中ではあったが、徐々に見学者も増加し子供連れも多くなる中、10時の開始時からバザーの店頭に人が集まり混雑した。出品したバザー用品も昼頃までに半数以上が売れました。この間、耳が不自由なかた達と簡単な手話で、意思疎通を図るなど和気藹々とした中で笑いが出るなど楽しく活動し、初期の目的を達成いたしました。
                        鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記

             向って左から鶴田さん、久保さん、筆者、鬼塚さん、佐野副会長 

              鹿児島地区協議会グラウンド・ゴルフ大会 
 隊友会鹿児島地区協議会は、令和7年度地区協議会グラウンド・ゴルフ大会を10月11日(土)、2年ぶりに開催した。昨年度は台風により、中止したが今年は、曇り日和の絶好のコンディションで家族会2個チーム隊友会3個チームが腕を競った。家族会チームは日ごろから練習しており素晴らしい成績であった、特に
郡山支部長の令夫人はホールインワンをゲームの最初と最後のホールで2回達成するなどベテランぶりを発揮した。団体は西支部が2回連続の優勝となった。                                                             鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記


                       姶良市慰霊塔の清掃
 姶良支部は令和7年10月11日(土)姶良市西公園内にある「姶良市慰霊塔」の清掃活動を実施し、その後献花、黙とうを捧げました。姶良市慰霊塔は、西南の役から大東亜戦争までの間、旧姶良町から出征した兵士の御霊を祀っています。毎年姶良支部はお盆前に清掃活動をしていましたが、今年は戦後80年の節目として「姶良市戦没者追悼式」の前に実施しました。会員一同戦没した兵士の遺志を受継ぎ、戦争のない平和で平穏な日本を目指していきたいと誓いました。  
                                             姶良支部長 堀 正始 記
   
 

                             令和7年度#1鹿児島戦没者墓地合同清掃・分会長等会議を
開催
        
  隊友会鹿児島地区協議会は、9月21日(日)0830から曇り空の絶好の天候の下、鹿児島戦没者墓地の
清掃を永吉町内会長以下10名と地区協議会22名の合同で実施した。大東亜戦争慰霊塔に一礼した後、草
刈り機班、樹木剪定班、収集班に区分し安全管理等注意事項を徹底して作業を実施した。山下要市議も参
加し参加者の士気を大いに高めてもらった。清掃は皆さんの連携協力で整斉と進捗し1100に無事に終了し、
解散した。その後、支部長・分会長等は紀念館で会議を実施して、上半期事業成果、下半期事業計画を確
認し、今後の事業への協力及び若い会員の事業参加呼びかけをお願いするなど会活動の活性化について検討
した。
                           隊友会鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記
 
  

          鹿屋・垂水地区の安否確認訓練に協力
 鹿屋・垂水支部は、9月2日、鹿児島県垂水市で実施された陸上自衛隊国分駐屯地業務隊主催の「令和7年度家族支援安否確認検証訓練」に、自衛隊家族会垂水支部から5名、隊友会から5名が訓練に参加しました。訓練は、関係隊員や家族と事前調整のうえ、午前8時30分に市民館大ホールで開始されました。想定では、国分駐屯地業務隊指揮所に設置された「家族支援センター」から支援団体の携帯電話へメールで指示が送信され、家族会や隊友会の参加者が隊員家族(家族会が3ヶ所、隊友会が1ヶ所を担当)を実際に訪問。安否を確認し、その結果を速やかにセンターへ報告するという流れで行われました。参加者は現場に赴き、実際に即した形で訓練を体験しました。訓練は午前中に終了。終了後、「災害時、隊員は国民の生命を守る任務に全力を尽くします。その際、家族の安全が確保されてこそ、安心して任務に臨めるのだと思います。私たち隊友会は、現役隊員を支える立場として家族安否確認を支援する意義を改めて実感しました。今回の訓練を通じ、地域との連携や会員同士の絆の大切さを再認識しました。今後も“いざという時に力になれる隊友会”であるよう、皆さまと共に努めてまいります。」と訓示し訓練参加の意義を語りました。
                                                                          鹿屋・垂水支部   支部長代理 出井一夫 記  

      正面中央が出井支部長代理(県隊友会副会長)、右端が兒玉会長
                              

        慰霊塔及び富山丸供養塔のボランティア清掃作業
瀬戸内支部は8月3日(日)終戦80年の日を前に支部主催で町の慰霊塔及び富山丸供養塔のボランティア
清掃作業を正会員9名、陸自瀬戸内分屯地隊員26名、海自奄美基地分隊隊員9名、防衛協会青年部1
名、遺族会会員1名、計46名で行いました。清掃後、国難に際し尊い命を犠牲にされた御霊に対し、敬意と感
謝の誠を捧げて参りました。
                        瀬戸内支部長  碩   悟 記
 




 隊友会鹿児島地区協議会は、7月12日(土)縣護國神社において10時30から会員33名が参加し、鹿児島令和7年度定期総会・懇親会を開催した。
 即日入会者が減少する中、10年前の平成28年は、257名を数えた会員数も現在は216名に減少し、退会防止を促す手紙を出したり、会員バッジを付与したりする等の退会防止を強調するとともに戦没者墓地清掃への公益活動に参加を促した。
 また新しい試みとして楽しんで長生きしていただこうと石崎地区協議会会長発案により昼間の時間を活用し中央駅近くのカラオケ店での格安カラオケサロンを開設し試行した。懇親会においては2名の新会員に会員バッジを贈呈した。また久しぶりに参加された隊友もおり、昼間の懇親会ではあったが久しぶりの飲み会で楽しんで和気藹々のうちに終了した。
                                                   隊友会鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記

  

                さつま支部県防災訓練に参加
  鹿児島県隊友会さつま支部(支部長 角 伸一)は、令和7年5月25日(日)に実施された鹿児島県総合防災訓練に支部長以下6名が参加した。参加態様は、ヘリが離着陸する際の離着陸場周辺の警戒・監視であった。前日の大雨も上がり、当日は訓練に支障のない天候で県の計画に基づき、概ね計画どおり進捗し、防災訓練の成功に寄与した。今後も自治体等の訓練に積極的に参加し、隊友会の存在意義を示していきたい。
                               さつま支部長 角 伸一 記


                     鹿児島戦没者墓地合同清掃を実施
 隊友会鹿児島地区協議会は、6月29日、梅雨明け直後の猛暑の中で令和7年度第1回鹿児島戦没者墓地合同清掃を石崎会長以下17名が参加して実施した。鹿児島戦没者墓地は日清・日露戦争から大東亜戦争までの戦没者7万3千余柱が眠る旧陸軍墓地で、鹿児島市の委託を受け、週1回の軽易な清掃のほかに、年3回の低木伐採・草刈り等の大々的な整備作業を実施しており、今回はその1回目の作業でした。全員で御霊に一礼をした後、草刈り班、落葉・清掃班、低木作業班、高圧洗浄班の4個班に区分し安全に十分注意しながら作業を開始し、汗だくとなりながら早めの休憩を取りつつ3時間ほどで作業を終了した。
                                      
 


         令和7年度瀬戸内支部総会を開催
 瀬戸内支部は5月25日(日)令和7年度の定期総会を開催しました。国歌・隊友会歌、斉唱の後、物故会員への黙祷、支部長挨拶、特別会員「鎌田瀬戸内町長」のご挨拶を頂き、「森幸尚理事」への県会長表彰状を伝達、第1号議案〜第7号議案を全会一致で採択し7年度の活動を再開しました。総会後、協力本部奄美大島事務所所長の募集勉強会を行いました。
 


 

         令和6年度鹿児島戦没者墓地慰霊祭に参加
 桜も満開となった3月30日(日)素晴らしい晴天の中、鹿児島市永吉町永吉公園(旧陸軍墓地)において、県議会議員藤ア剛様、本田しづか様のご来賓の参加を得て、鹿児島戦没者墓地慰霊祭が開催された。隊友会は、慰霊祭に先立ち早朝から永吉町内会(会長上木隊友)11名と会員28名の合同作業により墓地の清掃及び慰霊祭準備を支援した。慰霊祭は「海ゆかば」の献奏により始まり、その後護国神社による神事が厳かに斉行された。石崎墓地顕揚会会長(隊友会鹿児島地区協議会会長)が祭文を奏上し、御霊を慰霊いたしました。
 ただ、これまで永きにわたりご参列ご支援いただいてまいりました県内所在の主要な自衛隊の方々の参加がありませんでした。鹿児島戦没者墓地は、いわば本県の戦没者慰霊の象徴とも言うべき場所であります。特に、国の命により戦場に赴かれ命を捧げられた方々に対して、慰霊や感謝もできないことに情けなく感じています。ご英霊をはじめ先人方の努力と犠牲の上に築き上げられたこの国を未来につないでいくことは今を生きる者に課せられた使命です。祖国を次の世代に引き継ごうとする今こそ、今日の我が国の平和と繁栄がご英霊の犠牲の上に築かれてきたことを語り継がなければなりません。慰霊祭終盤には、自衛隊OBであるサウンドルーチェの11名の皆さんにより異国の丘など軍歌メドレーの演奏が披露され参列者一同懐かしい歌に感激した様子でした。最後に村山文彦顕揚会副会長(鹿児島県郷友会会長)のお礼で全行事が無事終了した。
 終わりに、日露戦争の際の明治天皇御製で結びといたします。
「世とともに語り伝えよ国のため いのちを捨てし人のいさおを」 在天の御霊よ安らかにお眠りください
                                            隊友会鹿児島地区協議会会長 石崎 耕太郎 記
 
                     慰霊祭前の墓地清掃会長挨拶

                                                サウンドルーチェによる演奏

              湧水支部の紹介
 霧島連山の西麓に位置する湧水町は、町の中央部を九州第二の河川「川内川」が貫流しており、霧島錦江湾国立公園に属する「栗野岳」、日本名水百選「丸池湧水」や豊富な湧水量を誇る「竹中池」、疏水百選「筒羽野の疏水」、つなぐ棚田遺産「幸田の棚田」などの美しい自然に囲まれております。
 また、島津義弘公が居城した「松尾城」跡を有するなど薩摩藩島津家に関連した史跡も多く、素晴らしい歴史文化遺産に恵まれた豊かなまちです。 町には、陸上自衛隊霧島演習場があります。また、近隣の霧島市には、国分駐屯地、宮崎県えびの市には、えびの駐屯地及び海上自衛隊えびの送信所が位置しており、平素より自衛隊の皆様と接する機会が非常に多いことが、本町の地域特性でもあります。隊員の皆様方が、安心して訓練等に精励できますように、
 湧水支部としても、住民と自衛隊の皆様との良好な関係の構築、防衛に関する理解の促進に努めております。戊辰戦争から第二次世界大戦までの間で、従軍された本町出身の戦没者を合祀する清滝(きよたき)神社の清掃奉仕活動を行いました。清掃奉仕活動後は、慰霊碑前に整列し、現世の平和に感謝するとともに、戦没者の安らかなご冥福をお祈しました。
                               湧水支部事務局長 長野祐一 記
   

              令和6年度桜島火山爆発綜合防災訓練に参加  
 鹿児島地区協議会(鹿児島市)は、11月16日(土)桜島で実施された桜島火山爆発防災訓練の住民避難訓練を支援した。小雨のちらつく中、現地対策本部(桜島支所)における状況付与やヘリポートの安全確保に計5名の会員が参加し訓練の円滑な運営に寄与した。本訓練には鹿児島大学学生等、学生ボランティアも多数参加しており、一緒に活動して交流を深めることができた。
  

              令和6年度#2合同墓地清掃実施 
  隊友会鹿児島地区協議会は、10月12日(土)0830から秋晴れの爽やかな天候の下、鹿児島戦没者墓地の清掃を永吉町内会長以下9名と地区協議会23名の合同で実施した。大東亜戦争慰霊塔に一礼した後、草刈り機班、樹木剪定班、側溝作業班、収集班に区分し安全管理等注意事項を徹底して作業を実施した。本清掃には衆議院選挙を間近に控えた特別会員の宮路拓馬氏と山下要市議も参加し参加者の士気を大いに高めてもらった。清掃は皆さんの連携協力で整斉と進捗し1100に無事に終了し、全員で記念撮影をした後解散した。
その後、分会長等は紀念館で会議を実施して、上半期事業成果、下半期事業計画を確認し、今後の事業への協力及び若い会員の事業参加呼びかけ等について検討した。              鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一記