鹿児島県隊友会
隊友会の活動 
 姶良支部は、令和5年5月28日加音ホール・加治木運動場・加治木港を会場とした、鹿児島県総合防災訓練に4名が参加した。
 自衛隊・警察・消防、各関係企業等約85団体が参加し訓練の目的は、地震・大雨による複合災害の発生を想定した避難や避難行動要支援者の避難、負傷者への対応、避難所運営などが実施され県・市・防災関係機関相互の連携と協力体制の強化を図ることでした。姶良支部が訓練に参加した加治木運動場では、各種車両が施設器材部隊(第8施設大隊)の保有する渡河橋を渡って被災地へ前進するという状況で訓練は始まった。姶良支部の任務は、車両出入路の見学者への安全確保であった。幸い訓練実施会場へ侵入する見学者は存在せず、安全に任務を達成できた。また、被災者救助訓練に於いては、自衛隊・消防・警察が相互に連携を図りスムーズに被災者を救助できた。
 終了式において、統裁監である塩田県知事の講評において、「今回の訓練で各関係機関の相互連携の体制をしっかり確認できた」と称賛のお言葉を頂いた。今回の総合防災訓練で感じたことは、これから梅雨に入り、また地球温暖化の影響も重なり今まで以上に防災意識を高めていきたいと痛感した。会員皆様も各家庭においては危機感をもって防災意識を高め、被災した場合どこに避難するのか、非常食等日頃から準備しているか等、家族ぐるみで検討し、準備する必要があると感じた。
                                姶良支部事務局長 吉牟田 章 記
    
                   誘導勤務中の堀 正始会員
 
              令和5年度鹿児島県隊友会総会開催
 鹿児島県隊友会は、5月27日、コロナ禍による縮小開催から4年ぶりに通常通りの開催となった「令和5年度県隊友会定期総会」を鹿児島サンロイヤルホテルで開催した。
 定期総会の後、海上自衛隊鹿屋航空基地の第1航空群司令藤原直哉様による「防衛力整備について」の防衛講話、引き続く懇親会は、特別会員である衆議院議員小里泰弘様、同じく保岡宏武様、また鹿児島地方協力本部長、第12普通科連隊長兼ねて国分駐屯地司令等、現職自衛官、防衛協力諸団体長など約100名が参加し、盛大に実施された。
 定期総会において、4年間勤務した宮口会長が退任となり、新会長として副会長であった薩摩川内支部の兒玉健二郎氏(第15代会長)が選出され、防衛協力諸団体と連携し「国民と自衛隊の懸け橋」として全力を尽くすとの決意表明があった。
 懇親会は、県郷友会長の市来徹夫様の音頭で乾杯の後、昨年度新規入会者の7名が紹介され、懇親の宴となり、久し振りの通常開催の定期総会・懇親会とあって、大いに親睦を深めることができ、最後は、鹿児島偕行会長の村山文彦氏(第13代県隊友会長)の万歳三唱で会を締めくくった。
                         鹿児島県隊友会事務局次長 後藤光一記

                       挨拶する児玉新会長

                    第1航空群司令の藤原直哉海将補の講話

                      3年ぶり囲碁大会が開催される                        第13回県隊友会囲碁大会が、令和5年2月5日(日)、霧島市社会福祉協議会センターにおいて、3年ぶりに開催されました。昨年、一昨年度は新型コロナウィルスが蔓延して、やむなく中止いたしました。今年度は、依然としてコロナ禍でありましたが、パーテンションの設置、マスク着用等の対策をして実施しました。参加者は隊友会会員に限るとしたため、競技者10名、スタッフ3名の計13名にとどまり、やや寂しい大会となりましたが、久しぶりの対局でもあり、真剣にかつ楽しく行われました。大会は、担任である隼人支部長のあいさつに始まり、佐藤(国分支部)会員の審判長から競技の要領及び注意事項の示達後、段位を基準とした3のパートに分け、トーナメント方式で実施しました。対局は、コロナ禍を気にしてか静かに行われましたが、競技者の碁盤を見ながら時折考える姿は真剣そのもので、日頃の精進の成果が発揮されたものと思われます。今回は、参加者が少ないことから、半日の大会となりました。各パートの優勝者は次のとおりです。(パート、氏名、支部名)                                Aパート、横手修(隼人支部)                                        Bパート、小松久男(国分支部)                                      Cパート、佐藤博(国分支部)                                       県下の支部にも早めに参加を呼びかけましたが、今回も国分、隼人支部だけとなりました。囲碁愛好者の高齢化が進む一方、若い会員の新規参加が見込めないことから、今後の大会の参加者が少なくなることを危惧しています。来年度は、他の支部から多くの会員の参加を期待します。特に各支部は高齢となり移動が困難な会員へのご支援をお願いします。                                                                                                隼人支部長 平原 誠 記


           奄美駐屯地創隊4周年記念行事参加
 立春を迎え寒さが少し和らいだ感じが致します。
 さて、奄美駐屯地・瀬戸内分屯地が開設から4年目を迎えました、これまでコロナ感染予防のための行動制限等があり関係者のみで創隊記念行事を行っておりましたが全国的な感染者数減少に伴い行動制限がなくなり感染予防対策を取りながら創隊4周年記念行事(一般開放)が行われました。 開設以来初めての一般開放いうこともあり式典・訓練展示・各種イベント等に約3000名の見学者がありました、支部会員(家族)も多数来場しており、地元紙にも大きく取り上げておりました。また、来賓として鹿児島県隊友会宮口会長・奄美支部長・瀬戸内支部長が来場しておりました。                               奄美支部事務局長 喜野 和也 記





    向かって左から叶奄美支部長、日奄美駐屯地指令、宮口県会長、碩瀬戸内支部長
 
                令和5年鶴嶺神社に初詣
 隊友会有志一同は、令和5年1月5日(日)鶴嶺神社(仙巌園)において行われた初詣に参加した。この初詣は、島津氏第32代当主で鶴嶺神社宮司でもある島津修久氏が平成15年から、開催しています。境内に日露戦争ゆかりの戦利兵器(弾丸台座)が奉納されており、水師営のナツメの木も磯庭園から移植されている。両将軍の会見のあった1月5日に神社でこのような行事を開催し、後世に伝えたいとの思いから始めたとのこと。
 当日は敬天舎、隊友会など22名が集まり、修久宮司、村山偕行会会長、藤ア県議のナツメの木にまつわる話の後「水師営の会見」の歌を1番から9番まで斉唱した。今年も参加者全員に「鶴嶺神社のお札」と「天照皇大神宮」のお札を頂きました。鹿児島地区協議会のメンバーが主に参加していますが、県内各支部からも参加していただきたいと考えています。
                     隊友会鹿児島地区協議会事務局長 後藤光一 記    
          「水市営の会見」を歌唱中の面々、右から2番目(奥)が島津信久氏       

                     九州・沖縄ブロック研修会鹿児島大会を担当
 鹿児島県隊友会(会長 宮口修一)は、令和4年11月12日(土)から13日(日)の間 指宿市のホテルにおいて、今年度担当県として「令和4年度 九州・沖縄ブロック研修会鹿児島大会」を3年ぶりに開催した。
 コロナの感染拡大が懸念される中、参加範囲を隊友会員に限定した縮小開催として実施した。各県からは、2名〜多い県で18名、鹿児島県は66名の参加となり、開会行事・研修会・防衛講話では総計:132名、意見交換会では総計:96名の参加となった。来賓は、本部・九州執行役3名、各地本長8名であった。開会行事後の研修会は、九州・沖縄地区執行役宮島会長の進行で開催され「隊友会を如何に認知してもらうか(広報)?及び如何にして魅力ある組織にしていくか?」の検討議題について、代表して宮崎県が発表した。途中パソコンの調子が悪くなる場面もあったが、無事に終了。防衛講話は、講師に番匠幸一郎氏を迎え、「ウクライナ戦争と日本の安全保障」と題し、講話を頂いた。
 内容は
1 ウクライナ戦争の現状と今後の見通し
2 我が国を取り巻く戦略環境への問題意識                                3 これからの日本の安全保障
                                             等についてパワーポイントを使用して講話された。予定をやや超過したが、貴重な講話であった。その後、引継ぎ行事を行い、鹿児島から次の担当県の長崎県に隊友会旗が引き継がれた。意見交換会は宮口会長の歓迎挨拶、荒木本部執行役、宇都前参議院議員の来賓挨拶ののち、村山九州・沖縄地区執行役の乾杯で開始された。特に催し物はなかったが、日頃会えない同期・先輩・後輩等と予定の2時間半でも語りつくせない程であった。最後に江見長崎県会長の万歳三唱で閉め、お開きとなった。2日目の現地研修は番所鼻自然公園と知覧特攻平和会館の2ヶ所であった。番所鼻自然公園は、伊能忠敬が「天下の絶景」と絶賛した景勝地。知覧特攻平和会館は第二次世界大戦末期の沖縄戦で、散華された陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示した施設です。会館内の見学の前に、隊員を祀った観音堂で黙とう、献花を行い、続いて自衛隊OBで隊友会員の川床剛士氏の「語り部」としての話を約30分視聴した。その後会館内を各県所定で見学した。ブロック研修会鹿児島大会はここまでの計画ですべて終了し、現地解散した。今回3年ぶりの大会で要領を得ない所もあったが、次回の大会に反映されるよう期待したい。
                        鹿児島県隊友会第2Gp副会長 川原 学 記


 
         国歌斉唱中の会員                   隊友会歌斉唱中の会員


                      防衛講話中の番匠氏


                      観音堂参拝中の会員ら

                   令和4年度県殉職隊員慰霊祭開催
 コロナ渦がやや収まりつつある中、鹿児島県隊友会が主催する令和4年度鹿児島県殉職隊員慰霊祭が、10月15日鹿児島懸護國神社において、参加者を限定し牛牧遺族会会長以下14遺族、自衛隊を代表し自衛隊鹿児島地方協力本部長稲崎精一郎氏、隊友会から宮口会長の計19名で開催いたしました。祭事は、終始厳かな中で行われ護國神社宮司による祝詞奏上の後、宮口会長の祭文奏上が行われ崇高な使命の為に殉じ、護國神社に祀られている111柱の御霊を慰霊した。その後、参加者の記念写真を行い行事が終了した。今年も慰霊祭のみで直会は中止いたしました。        鹿児島県隊友会事務局次長 後藤光一 記


 

              左から3番目が稲崎地本長その右側が宮口会長


                 R4年度県グラウンド・ゴルフ大会開催 

 10月8日(土)霧島市国分海浜公園に於いて、第19回鹿児島県隊友会グラウンドゴルフ大会(宮口修一大会会長)を実施した。今大会は国分支部(川井田誠支部長)が担当し、県内各支部から130名の会員・家族がプレーヤーとして参加。秋晴れの下、開会セレモニーに中重真一霧島市長はじめ、隊友会特別会員の霧島市議会議員前島広紀氏、同じく霧島市議会議員平原志保氏、同じくアーバンホテル国分取締役会長林辰一郎氏が来賓として出席、中重市長からご祝辞を頂いた。                                   また、プレーを終えた昼食時間を活用し、国分自衛隊隊員8名による響太鼓の演奏で、大会に参加した会員・家族の疲れを癒やしていただいた。成績は、団体の部において、薩摩川内支部Aチームが優勝、個人の部は2人が同スコアだったため規則により30bのニアピン勝負で決定、隼人支部Cチームの平原誠氏(隼人支部長)が優勝した。細部成績(各部三位まで)は次のとおり。(敬称略)                               大会は、終始を通じ予定どおり進行し、参加した方々の健康面も問題なく成功裏に終了することが出来た。大会のために関係した皆様に深謝申し上げる。                             成績は団体の部、優勝薩摩川内支部A(191点)、第2位、薩摩川内支部A(199点)、第3位は国分支部A(207点)でした。個人戦は、優勝、平原 誠(隼人支部)、第2位が岩下マツヨ(薩摩川内支部A)、第3位が小田 栄一(さつま支部A)でした。                国分支部事務局長 古囿 敏郎 記  

 

                         開会式前の会場


 県隊友会本部

 薩摩川内支部は2月10日、川内駐屯地において引越相談会を実施した。                  時あたかも、鹿児島県が新型コロナウィルスまん延防止等重点措置発令中であり、駐屯地が厳戒態勢を敷く中、業務隊厚生科共済班が設定した相談会会場で実施した。相談会へは18名の隊員が訪れ、隊友会の3社相見積システムについて説明しながら、申込みを受付けた。引越し先は、北は北海道から南は宮古島まで。南西諸島重視の表れで、3名が奄美、宮古島駐屯地へ引越予定であった。    薩摩川内支部長 小楠功一 記

 国分支部は、2月15日・16日の2日間、国分駐屯地厚生センターにおいて「引越相談会」を行い、10人の隊員が参加しました。最終的に業者を選ぶのは隊員になりますが、「隊友会が見積の手続きをやってくれるので助かります。」と隊員の声がありました。多忙な隊員にとっては有り難いサービス事業だと考えますが、まだ転勤隊員全てが参加していないこともあり、今後、駐屯地担当者と連携しながら多くの隊員が参加してくれるように周知徹底を図って行きたいと思います。                      国分支部 事務局長 古囿敏郎 記
 
   
          相談中の国分支部事務局次長

                          宮口会長、姶良支部に本部長表彰を伝達
 姶良支部は地区の災害で、市からの要請に基づき、2年連続ボランティア活動を支援した。その功績により、本部長表彰が授与された。
            
                       会長から大山姶良支部長へ


                                姶良支部会員一同         

                   石崎地区協議会会長が会員宅に訪問し本部長賞を伝達

       
         鹿地協南支部 桑木野政信氏             鹿地協南支部 松山 満氏
                                       (高齢者表彰92才) お元気でした。  

                                宮口会長が隊友会本部長賞を伝達
 
    折木良一理事長からの表彰状を宮内会長が川井田国分支部長に伝達(国分お助隊にて)